プロのプロによるプロの為の「アパレル辞典」

アパレル、ファッション、デザイン業界の辞典 アパレルプロの、 プロによる、 プロの為の、 「アパレル・ファッション業界のメモ・辞典」

学生はもちろん、新人から、ベテランまで、
新しい用語、気になる用語を、
プロ目線で、実践に活躍できる説明を加えた辞典

英語

NIKE

アメリカに本社を置く、世界最大のスポーツメーカー
<沿革>
1962年 日本のアシックスから、アメリカでの販売権を取得し
代理店として創業する。その後、
1971年アシックスとの契約は終了し、独自のシューズを開発・販売を始める
Swooshと呼ばれるブランドロゴは、女神の翼がモチーフとされている。

世界中にスポンサードしているチーム・個人が多数。
特許技術も多数保有し、昨今ではフライニットが有名。

patagonia パタゴニア
https://www.patagonia.jp/home/  



アメリカの登山を中心とした、アウトドアスポーツブランド

<沿革>
1993年 スポーツブランド初で再生ポリエステルを使用したフリースを販売等
環境問題に最も力をいれているスポーツブランドといえる
アウトドアで重要な撥水加工のフッ素系基準もいち早く見直し、
再生ポリエステル等の使用はもちろん、環境保護団体への寄付などの活動が目立つ



sacai  サカイ

1999年 阿部 千登勢によって設立
2007年 毎日ファッション大賞受賞

<クリエイティブディレクター デザイナー>
1999年 阿部 千登勢

Hermes  エルメス


1837年 Tiery Hermes ティエリーエルメスによって馬具工房として創業
1920年 ハンドバック部門設立


<デザイナー クリエイティブディレクター>
1998年 マルタン マルジェラ
2004年 ジャンポール ゴルチェ
2011年 クリストフ ルメール
2015年 ナデージュ ヴァンネ シビュルスキー



MCQ
エムシーキュー
Minimum color quantity

商品の製造発注する際に、一つの色あたりの最小オーダーロットの事。
OEMやODMの際に使われる。
通常MOQで総量を、そのうちのカラー展開数に応じてMCQが設定される。
生地や付属品の染などにかかる費用があるため、MCQが設定される。

例:
MOQ 1000
MCQ 300 の場合

赤300 黒400 白300 →OK(各色300超え+総量1000超えのため)
赤300 黒300 白300 →NG(各色300超えだが、総量が1000超えていない) 
赤400 黒500 白200 →NG(各色300を超えていない。総量は1000を超えている)

ただし、たいていの場合、アップチャージを支払ったり、発注数が多ければ、MCQが多少下回っても
発注可能な場合が多いので、交渉次第で変化する

MOQ  エムオーキュー
Minimum order quantity

商品を委託生産する際の最小ロット。

基本的には、ある商品を作る際には、このMOQ以下の数では受注できないという最小ロットのこと。


場合によれば、UP Chargeをすることにより、MOQ以下でも生産可能な場合もある。

Competitor
コンペティター

競合相手。

主に、顧客層、対象が重複している会社、ブランドのこと。



いくつかのでは会社内で複数のcompetitorブランドをもっている場合もある。

これは
1、企画段階では、別のつもりかもしれないが、結果として顧客の食べあいをしている場合。

2、複数のブランドを同時展開することにより、商品のMOQやMCQのクリアを狙う場合

3、売れているジャンルでの自社のポジションを獲得するための手法の場合もある。


ODM  オーディーエム

Original  Design  Manufacturing

受託者が委託者のブランドで製造すること。あるいは、その商品。

受託者が商品企画、開発を行い、そこに、委託者のブランド名をのせて販売することをいう。

商品買いではあるが、商品買いの企画、開発を委託者が行ったか、受託者が行ったかで、

OEMと区別されているが、昨今では、曖昧である。



OEM  オーイーエム

Original  Equipment  Manufacuturing

委託者のブランドで製造すること、製造された商品のこと。

受託者は委託者のブランド力、販売力、開発力を使用することにより、多数の商品展開、製造を行うことができる。

ODMの違いとしては、基本的には、委託者からの依頼商品、委託者の企画商品を製造するのがOEMである。

しかし、昨今では委託者の企画がどの範囲(少ない時には、絵型のみや、購入してきた既製品を渡して受託者に製造させることをOEMと呼んでいる人(会社)もいる。



B/L  Bill of Lading
ビーエル

貿易における船積書類の一つ。通称ビーエル

輸入地での貨物引き換え書類。

輸出地の船会社が発行し、フォワーダーを通じて輸出者のもとに書類がいきます。

輸出者はこの書類を輸入車に渡し、これで、輸入車が貨物を受け取ることができます。

また、船会社が発行するため、貨物を預かっているということの証明にもなります。


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